サッカーJ1リーグ戦のホームチームとアウェイチームの勝率を比べてみたら、ホームチームが有利とは限らなかった件
サッカーの中継見てると、こういうことよく聞きません?
実況
「さあ後半残り時間はあと10分!
依然として0-0!
解説さん、残り時間の展開いかがでしょうか?」
解説さん
「試合も終盤なので、
アウェイチームは負けないことを意識することも必要ですね。」
つまり、一般的にサッカーって
ホームチームが有利と言われてるんですよね。
他のスポーツも同様に、そういう傾向ありますね。
でも、基本的に審判って公平なはずだよな…(※ただし中東の笛は除く)
ホントにホームチームが有利なのだろうか?
ということで、J1リーグ戦の結果から、
実際のところホームチームってどのくらい有利なのかを調べてみました。
Jリーグ公式ページで結果が確認できる2017年、2016年、2015年の
ホームチームの勝率をまとめました。
それでは、結果を見てみましょう!
2017年J1リーグ戦ホームチーム勝率
jリーグ公式ページ 2017日程・結果参照 ぱらゆまとめ
2017年のホームチームの勝率は約41%です。
試合結果は、勝ち、引き分け、負けの3パターンなので、
単純に考えればホームチームの勝つ確率を33%と想定すると、
33%に対しておよそ8ポイント高いこと、
また、アウェイチームの勝率が約35%に対して、およそ6ポイント高いことから、
やはり、ホームチームが有利といえそうです。
2016年J1リーグ戦ホームチーム勝率
jリーグ公式ページ 2016日程・結果参照 ぱらゆまとめ
2016年のホームチームの勝率は約38%です。
なんと!アウェイチームの勝率の方が高いです。
…え?
ホームチーム有利じゃなかったっけ?解説さん?
通説を覆す、とんでもない発見をしてしまったのかもしれません。
(たぶんそんなことはない)
300試合程度では、試合数が少なすぎてデータが偏ってしまうのでしょうか。
2015年J1リーグ戦ホームチーム勝率
jリーグ公式ページ 2015日程・結果参照 ぱらゆまとめ
2015年のホームチームの勝率は約39%です。
アウェイチームの勝率の約37%に対して2ポイント上回っていますが、
ほぼ互角ですね。
さらにこの年は、リーグ戦で上位のチームが参加するチャンピオンシップが行われています。
3試合行われていますが、ホームチームの勝ちはありませんでした。
(ホームチームの勝ち数0、引き分け数2、ホームチームの負け数1)
チャンピオンシップを考慮してもホームチーム有利とは言いがたいです。
まとめ
2017年、2016年、2015年のJ1リーグ戦結果からは、
意外なことに、必ずしもホームチームが有利とは限らないということが分かりました。
一般的に言われている通説って案外当てにならないのかもしれません。
解説さんが何を言おうとも、
アウェイチームも
どんどん勝ちにいっちゃって、いい~んです!(カビラさん風)